世界の創造

全ての根源となった主神「オン」

その孤独から生まれた亡神「エドネ」

 

主神「オン」は母神「エドネ」のために大陸を創造し、その全てを与えた。

母神「エドネ」はその大地に5柱の神、下位神たちを生み出した。

 

光を司る神「ロハ」

土を司る神「ゲイル」

水を司る神「マレア」

風を司る神「シルバ」

火を司る神「フロックス」

 

R.O.H.A.N. 大陸の歴史はここから始まった。

種族の誕生

下位神たちはR.O.H.A.N. 大陸にそれぞれの種族を創造する。

 

「ロハ」は王家に忠誠を誓い、秩序を重んじる「ヒューマン」を

「ゲイル」は屈強な体を持ち、険しい自然と共に生きる「ジャイアント」を

「マレア」は知識と平和を愛し、信仰心の強い「エルフ」を

「シルバ」は小柄ながらも手先が器用で俊敏な「ハーフリング」を

「フロックス」は強大な魔力を秘め、魔法を信奉する「ダークエルフ」を

 

下位神たちはそれぞれの種族に知識と技術を与え、

それらの文化が混ざり合うことがないようにドラゴンを創造し、その境界守護者とした。

主神の消失

ある日、R.O.H.A.N.大陸の夜空にかつてない規模の流星群が流れ落ちる。

大陸に住まうものたちはその美しい光景に魅入られるが、それはその後の混沌の予兆となった。

 

主神「オン」の消失。

 

偉大な存在は無数の破片となって星空に散っていった。

同時に、母神「エドネ」が姿を消してしまう。

混沌の時代

下位神たちは主神「オン」の消失と母神「エドネ」の失踪に戸惑い始める。

彼らは主神「オン」の消滅の要因を、R.O.H.A.N.大陸において増えすぎた生物により

主神「オン」の力が奪われたと断定した。

 

そして、光の神「ロハ」は主神の復活のため、R.O.H.A.N.大陸の生命を滅ぼすことを決意する。

 

最初にその標的となったのは、各種族の境界を隔てていたドラゴンたちだった。

境界の守護者の消滅により様々な種族間での交流が盛んとなる。そして、下位神が生命の

抹殺のために生み出した「モンスター」たちが活動をはじめる……

 

R.O.H.A.N.大陸は混沌の時代へと突入しつつあった。